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掲載日2003/3/1 古紙抜き取り対策

    「安全・安心」と「景気・雇用」。来年度は杉並区としても、この二つに関わる施策に特に力点をおきたいと考えています。2月1日の区報では、地域の安全の維持やタバコのポイ捨て禁止などを定める「安全美化条例」の素案をお示ししましたが、今回は、「アパッチ」とも呼ばれている古紙抜き取り業者対策についてです。

 実は「資源の日」に出す古紙を、早朝、区の回収車以外のトラックが走り回って持っていってしまうという苦情が、多くの区民の皆さんから寄せられてきました。こういった行為の横行を許せば、資源回収という区の施策そのものへの不信感につながりかねないと考え、区としても様々な対応策をとってきましたが、必ずしもうまくいってきませんでした。

 その主な理由は、ごみとして出されたものは誰の所有物でもないので、勝手に持っていっても「盗み」にはならないからです。

 そこで、今議会で条例の改正案を提案し、「資源の日」に出されたものは、「ごみ」ではなく区の「所有物」であることを明確にすることにしました。そうすることにより、区の回収車以外の古紙の持ち去りは窃盗行為ということになり、悪質な業者に対しては、警察と協力して摘発という手段につなげることができます。

 また1月からは、資源の所有権が区にある旨を記したステッカーを配布し、区としてのパトロールも強化していますので、ステッカーを希望される場合は、清掃事務所にご連絡ください。

 ルールの守られる秩序ある社会づくりは、景気とも関係していると思います。ルール無視の行為がまかり通れば、正しいことを行おうという人々の気持ちが萎え、まちの元気が失われていくことになるからです。「安全・安心」と「景気・雇用」は、元気や活力に関わるという点では、表裏一体のものだと思います。