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掲載日2004/12/1 小千谷救援記

 10月23日(土)の新潟県中越地方を襲った大地震は多くの被害をもたらし、いまだに多くの方々が不安と憔悴の中で不便な生活を余儀なくされておられますが、杉並区としても、5月に小千谷市と結んだ「災害時相互援助協定」に基づき、発災直後からさまざまな支援を行ってきました。

 当初は食料(特におにぎりなどすぐ食べられるもの)、水、コンロ、毛布などでしたが、その後簡易トイレや携帯トイレ、生理用品や紙おむつ、トイレ消毒剤などになり、そして、ボランティア対応の職員や清掃職員の派遣と、時とともに変わる支援要請は、電気・ガス・水道などのライフラインが完全に断ち切られた時に備えて何を準備しておかなければならないかを教えてくれました。

 当然今回の経験をもとにこれからも区としての備えを充実していきますが、区民の皆さんも、それぞれの地震への備えを区発行の「くらしのガイド2004」(137ページ)なども参考に再確認していただきたいと思います。「ガイド」は全戸配布しておりますが、見当たらない方は区の広報課までお問い合わせください。

 また、各家庭での長引く停電に備えた携帯電話用の簡易式充電器の準備や、トイレ用などの生活用水の確保のため使用した風呂水をためておく心がけ、また、ほとんどの死傷の原因が家具などの転倒によるものから、その防止策などの必要性は、今回の地震でも大きな教訓になりました。

 さらに、発災時の情報提供をすみやかに行うための体制強化のため、今後防災放送無線での試験放送も適時実施したいと考えておりますので、どうかご理解ご協力をお願いいたします。また、NTTの災害用伝言ダイヤル「171(イナイ)」も、安否情報の確認に今回大きな役割を果たしたと聞いております。

 11月20日(土)には皆さまからお預かりした義援金を、私から小千谷市長にお渡ししてまいりました。「杉並区民の皆さまには様々な支援をしていただき、心から感謝しています」とのことでした。

 小千谷市民をはじめ被災されましたすべての方々が一日も早く希望のもてる生活を回復されますよう、これからも杉並区としてできる限りの支援をしていきたいと思います。