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掲載日2005/9/1 震災訓練にご参加を


震災訓練の様子


 昨年の新潟県中越地震の際、小千谷市にいち早く駆けつけた杉並区の救援隊が目にしたのは、避難所になった学校の混乱と放心状態の多くの住民の方々の姿でした。

 また、町のあちこちには倉庫や駐車場などを利用した臨時の救援所もできていました。この経験から「いかに速やかに震災救援所を立ち上げるか」ということの重要さを再認識しました。

 杉並区では67校の全区立小中学校を震災救援所として指定していますが、いざ震災となるとこれらを一斉に速やかに立ち上げなければなりません。一方これまでの震災訓練は、この中の3〜4ヵ所の学校や公園を会場にモデル的に実施してきましたが、参加者は限られ内容もマンネリ化しがちで、全区民を対象に全小中学校を会場とした一斉訓練は一度も行ったことがありませんでした。そこで小千谷市での経験も踏まえ、9月4日(日)の午後1時30分より全小中学校で震災救援所の一斉立ち上げ訓練を行うことにしました。

 地震の想定はマグニチュード7.2、震度6強の東京直下型地震で、被害は区内で死者478人、負傷者4962人、倒壊建物3171棟、出火30件です。参加される区民の皆さんはまずお近くの小中学校に避難してください。そしてそこで部屋割り、ゴミ出し、炊き出し、トイレ設置などの訓練内容を、各救援所のリーダーの指示に従って進めていただきます。また各学校の児童・生徒の安全確保訓練も行います。

 こうした訓練は初めてのことですので、おそらく多少の混乱があると思います。しかし、いざという時に機能しない救援所にしないためにも、今回の一斉立ち上げ訓練を通して課題を見つけ出し、早期に解決していきたいと思います。また、訓練開始時のサイレンや防災無線を使った放送にもご理解をお願いします。

 地震の多い昨今です。多くの区民の皆さんのご参加を期待しています。