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掲載日2006/5/1 新公会堂オープン


 いよいよ来月1日から新・杉並公会堂がオープンします。まず完成までの長期間にわたり、ご理解ご協力をいただきました多くの皆さまに心より御礼申し上げます。

 約五〇年の歴史を刻んだ旧公会堂の改築にあたっては、公共のホールとしては全国で初めてPFI方式が採用されました。これは公共施設などの建設や運営を民間の資金やノウハウによって行い、より少ない費用でよりよい公共サービスを生み出そうという、新たに法律で認められた民間活力導入方法です。

 このPFI方式により新公会堂は民間の共同企業体により建設され、今後三〇年間の経営を担う一方、区はサービス購入料を三〇年割賦で毎年払っていくことになりますが、これは区が建設し管理する直営方式を採用した場合の費用総額二九〇億円に比べ、PFI方式では区の支払うサービス購入料の総額が二六一億円と、三〇年間で約一割、二九億円の税金を節約できることになります。

 サービスの面でも、旧来のお役所仕事的な運営ではなく融通性をもった経営を心がけ、施設を遊ばせないように常に魅力ある企画を区民に提供していくことになるでしょう。

 また利用料金は、施設が新しくなった分、かつてと比べると少し高くなりますが、例えば日曜夜間の大ホールの利用料金は、武蔵野市民文化会館が一六万八〇〇円に対し杉並公会堂は一五万七五〇〇円と、近隣のホールと比較しても同水準にしています。

 新公会堂は、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、べヒシュタインという世界の三大ピアノをそろえた日本でただ一つのホールでもあり、また日本フィルの活動拠点でもあります。「東洋一」と言われた旧公会堂の歴史と伝統をしっかり受け継ぎ、これからも文化都市・杉並のシンボルとして大切に育てていきたいと思います。