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掲載日2006/9/1 中学生レスキュー隊


 中学生レスキュー隊」での体験談を書いた高井戸中学校の奥村君の作文が、昨年、都の財団が行った中学生の作文コンクールで見事に入選しました。

 「中学生レスキュー隊」とは「中学生は地域の宝物。自信とプライドを!」との旗のもと、昨年から各区立中学校の有志の生徒によって生徒会や部活の一環として編成されはじめ、救命救急技術など災害時に役立つ知識や技能を身につけて「いざ」というときに地域に貢献しようという、区独自の取り組みです。現在では10校183名の生徒が、救命技術、油圧ジャッキなどの救助用具の活用訓練、さらに発電機や浄水器などの防災備蓄品の運用訓練などに励んでいます。

 「今まで親や大人の人に守ってもらう立場だったけど、これからは自分も人の役に立つことができるのだと思い、少し中学生らしくなったような気がしました」との奥村君の感想を読んで、私は深い感銘を受けると同時に、中学生の持つ大きな潜在力を感じないわけにはいきませんでした。確か11年前の阪神淡路大震災のときも、多くの住民が茫然自失のぼうぜん中、中学生たちが大人にまじってテキパキとボランティアをしていた姿を思い出しました。

 特に多くの人が働きに出ている日中に震災に見舞われた場合、おそらく地域をよく知り、パワーもある中学生たちが大きな助けになってくれることは間違いないでしょう。その意味でも「中学生レスキュー隊」がすべての中学校で結成され、区や学校のみならず、地域や消防団、さらには消防署や警察署などあらゆる安全安心にかかわる組織が協力してこの「中学生レスキュー隊」を育てていってほしいと願っています。

 今年も今月3日に区内の全小中学校を会場に、震災救援所立ち上げ訓練を行います。「いざ」という時に、ご自分の避難する学校がどうなっているのか、またどんな運営がされるのかを確認していただくためにも、ぜひ多くの皆さんのご参加をお願いします。