あけましておめでとうございます。
平成19年の輝かしい新年を清々とお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。昨年も区政に暖かいご理解ご協力をたまわり厚く御礼申し上げますとともに、本年もどうかよろしくお願い申し上げます。
将来を左右する「新規を創出する年」
今年は干支でいうと「丁亥(ひのと・い)」の年に当たりますが、「丁」の字は、昨年の「丙戌(ひのえ・いぬ)」の「丙」の横棒と共通の横棒で、前年に引き続いて物事が残るが、「丁」の縦棒のように地中に新しい芽が生じれば、「亥」の起爆力で新規が創出される年となると言われます。
60年前の「丁亥」の年は昭和22年でしたが、この年は憲法の施行や教育基本法の公布が行われ、実質的に戦後を形作る年となりました。このように「丁亥」の年の時運は、将来を左右する「新規を創出する年」とみてもいいと思います。
行財政改革の成果
昨年発表された関西社会経済研究所の「自治体の組織運営評価」では、全国10万人以上の278都市の中で杉並区は2位(前回1位)、また日本経済新聞社のシンクタンクによる全国802都市対象の調査では、「行政革新度」において第3位(前回6位)、「行政サービス水準」では7位(前回105位)との評価を受け、特に日経の調査では、前回評価の高くなかった「行政サービス」の面でも、「行革」とともに高い評価を受けたことは、行財政改革の成果が少しずつ行政サービスの向上につながってきたものと考えています。
新たな課題に取り組む
さて、今年は「新規を創出する年」です。私はこれまで8年間の「杉並改革」を謙虚に総括し、評価できるものは生かしつつも反省すべきは反省し、今後長期にわたって区がさらに繁栄し住みよくなっていくような、「骨太な政策の柱」を立てていく年にしたいと考えています。そして、「教育立区」「生涯現役」「24時間365日の行政サービス」という区の理念に基づく事業をしっかり展開するため、区独自の教育理念と目標を定める教育基本条例と、区財政がいつまでも健全であり続けられるように、区政の財政規律を定める財政基本条例の制定を目指したいと思います。
一方、待ったなしの課題にも思い切って取り組みたいと思います。少子化対策としては、4月から医療費の無料化枠をこれまでの乳幼児から中学生まで広げ、さらにすべての子育て家庭を対象に様々な子育てサービスに利用できる「杉並子育て応援券」を配付し、学校ではエアコンのいらないエコスクール(風と緑の学校)づくりに本格的に着手します。また、いつまでも生きがいをもって元気でいられるように、特に予防介護や予防医療にも重点を置き事業を展開します。さらに駅のバリアフリー化や駅前の整備、また新たな公園づくりも進めます。
日本はいま、本格的な自治の時代を迎えています。今年も「がんばる杉並区」であり続けたいと思います。
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