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掲載日2008/1/1 「いのち」を育む年に


 あけましておめでとうございます
 
 昨年もなかなか舵取りの難しい年でしたが、区政運営も概ね順調に進めることができました。皆さまのご理解とご協力に対し、心より御礼申し上げます。また、今年もどうかよろしくお願いいたします。

 さて、「新しい苗を植える年」と言われた「丁亥(ひのとい)」の昨年は、4月の区長選挙でお約束した「杉並改革の総仕上げ」に向けた諸公約の実現に着手した年でしたが、今年は、「あらゆるものが力強く成長し、今後の時代の『かたち』を創る」と言われる「戊子(つちのえね)」の年にふさわしい1年にしたいと思います。

 昨年1年間を振り返ると、子どもを巻き込んだいたましい事件、食品の偽装表示や輸入おもちゃ等への有害物質の使用問題、さらに長く続いた猛暑などの気候変動といった、私たちの「いのち」の根源にかかわる問題が多く発生した年でもありました。そこで私は、今年は「『いのち』を育む」という視点も重視した区政運営に努めていきたいと思います。


「いのち」を育む杉並区

 昨年は、子育て分野においては、中学生までの医療費の無料化や、就学前の全ての子育て家庭に対する「子育て応援券」の配付、そして妊婦健診の無料化など、また、教育分野においては、全国で初めて区採用の教員を小学校に増員配置するなど「新しい苗」を植えてまいりました。今年は「いのち」を育む杉並区に向け、昨年植えた苗を生かしつつ、病後児保育に加え病児保育を1月から開始し、また、4月からは小学校の30人程度学級をスタートし、その上で杉並区の教育の柱となる教育基本条例の制定を目指したいと思います。

 また、深刻化する地球温暖化に足元から対応するためにも、「杉並の良識を全国の常識に」の言葉どおり、杉並の取り組みが全国的な取り組みへと定着しつつあるレジ袋有料化については、新条例の制定、加えて、家庭ごみの有料化と戸別収集の検討、さらに自然環境適応型の初めての「エコスクール」としての高井戸小や方南小、そして荻窪小の竣工に向け作業を進めてまいります。

 これらの「『いのち』を育む」杉並区の取り組みが、これからの日本のモデルとなるでしょう。


絶えざる行財政改革からサービスの向上を

 今年の9月からは、毎週土日も区役所の本庁舎を開き、皆さまの各種届出や証明書類の発行だけでなく、様々なご相談にも対応していけるよう準備を進めていきます。区議会においても、一連の区議会改革の一環として、2月の区議会から「土曜議会」がスタートすると聞いています。

 こういった様々な区民サービスの向上は、一方で行財政改革がしっかり行われて初めて実現できるもので、私は今後とも厳しい目で「杉並改革」を進め、任期の終わった平成23年度には区債残高をゼロにしてバトンタッチをしたいと考えています。

 本年も皆さまにとりまして、実り多いよい年になりますよう心よりお祈り申し上げます。