「小さな区役所で五つ星のサービス」をめざす杉並区は、目に見える区民サービスだけではなく、目立たない努力も積み重ねてきています。
そのひとつが災害や校舎の建替えなどのために積み立てている資金の管理で、今年度はこれらの資金運用により約3億7,500万円の運用益を生み出し、それだけ区民の金庫が豊かになったことになります。
これは約0.8パーセントという利回りで資金を運用できた結果で、比較的よいとされる自治体の運用実績と比べても、かなり大きな成果と言えます。
自治体における資金(公金)運用については、これまでこうすればよいといったマニュアルがなく、現金や普通預金で、その資金を管理・運用している自治体も多いのが実態です。
普通預金で預ければ黙っていても2パーセントほどの金利がついた時代は去り、今日のような超低金利時代の到来やペイオフ解禁といった新しい環境の中で、公金の管理についても「いかに安全かつ効率的に運用できるか」が問われるようになりました。
そこで杉並区では、14年度に資金管理担当を置き、研修を積み、日々あらゆる金融経済情報の収集と分析を行い取り組んできた結果、年々区民の金庫を富ましてきました。
しかし、私たちは投資や投機を行っているわけではありません。あくまでも元本は確実に確保することを大前提に、金融情報の収集分析に基づき、適時適切に安全で効率的な資金運用を堅実に行ってきた結果なのです。
さらに、ほとんどの自治体がその資金運用実績を明らかにしない中、杉並区はホームページでその内容を公表し、透明性を高めて区民への説明責任も果たしてきました。
このほか税の公平公正さを保つための滞納対策などの分野においても、杉並区は「目立たない努力」をこれからもしっかり積み重ねてまいります。
|