
浸水したガレージ
4日の日曜日は、区内の全小中学校67校で一斉の震災訓練が行われました。無事終了してホッとしていた夜、雷が鳴りだし突然停電。そのあとまさにバケツをひっくり返したようなドカ雨で、道路は一気に川のようになりました。
一時間に112ミリの雨というのは、過去の杉並にはありません。92ミリが最高記録です。区内を流れる神田川、善福寺川は、都の計画でやっと一時間50ミリ対応になったばかり。そのため各地で川があふれ、下水が逆流し、道路はひどいところで胸の辺りまでの水かさとなり、救助に消防署のゴムボートまで出動したのです。
その結果、被害は6日現在で床上浸水が884軒、床下浸水が576軒、事業者の土間上浸水が271軒に及び、戦後三番目の大被害となりました。
当日は日曜日の夜で、当初大雨の予報はなかったので、区役所は通常の宿直体制でした。しかし突然の予想を遥かに超える豪雨で、すぐ職員を招集しましたが、区民からの電話が殺到し、また土嚢や排水ポンプなどの対応が追いつかず、本当に申し訳ありませんでした。私も午前4時まで区内の被災地域を回りましたが、多くの方々から厳しい指摘をいただきました。これらについてはすぐ対応し、全力で復旧にあたりたいと思います。どうかご協力をよろしくお願いします。
しかし昨今豪雨の質が変わってきました。かつては大方予想して役所も対応することができましたが、最近の豪雨は突発的なものが増え、特に夜間などは体制を整える時間的な余裕がない場合が多くなっています。これからは区の夜間の水防体制を至急見直し、区内の職員を中心に数隊の緊急救援部隊のようなものの創設なども検討しなければならないと思います。と同時に、さらに河川の貯留池や下水の貯留管の増設を都に働きかけていきたいと思います。

午前4時にまで及んだ水害被災地域まわり
