山田宏のニュースリリース
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9月12日 掲載 八重山日報 「県民の判断 問われる局面」
2018.09.18

【9月12日(水)八重山日報掲載 「県民の判断 問われる局面」

八重山日報に寄稿いたしました。
八重山日報さんのご了承を得、転載いたします。

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 先月8月8日に翁長雄志知事が急逝され、多くの人びとに衝撃と悲しみを与えました。心よりご冥福をお祈り申しあげます。
 翁長知事の突然の逝去に伴い、9月30日に沖縄知事選挙が行われることになりました。この選挙では、何が問われるのでしょうか。

 私は8月下旬、那覇市内で開かれた「ありがとう沖縄感謝の集い」に出席させていただきましたが、その機会に皆さんからうかがったお話のなかで、とても印象深く心に残ったのは、「対立のための対立は、もうやめにしたい」というご意見でした。

 翁長県政では、「対立」がクローズアップされることが多かったように思います。
もちろん、問題を解決していくためには、安易に妥協するよりも、意見を真っ正面からぶつけ合ったほうが良い場合もあります。
しかし、対立のための対立を続けるような状況になってしまったら大いに問題です。
まして、対立を煽るだけ煽って、そのエネルギーを政治に利用するようなことがあってはなりません。
しかも、軍事的に沖縄を狙う外国勢力からすれば、対立を煽って分断させることは、極めて有効な一手となります。つけ込む隙を与えてはいけません。
 その意味では、翁長県政時代に「対立」ばかりがメディアなどから注目されたのは、とても残念なことでした。
 いまは対立から協調へ、分裂から助けあいへ、過去志向から未来志向へと変えていくべきときです。

 今夏は、日本全国を次々に台風や地震などの災害が襲いました。
さらにこれまで本紙でも再三述べてきたように、米朝首脳会談があったとはいえ、東アジアの安全保障の危機はいまだ去っていません。いや、米中の経済戦争などもあり、潜在的にはより危険度が増しているとさえいえます。このようなときこそ、日本国民が一丸となることが必要です。協調し、助けあい、前に進む。その精神が、ますます求められています。

 今般の沖縄知事選挙で大きな争点になるであろう普天間基地の辺野古移設問題も、まさにその観点から考える必要があるのではないでしょうか。

 まず考えるべきは、「何が大切なのか」です。
何より優先されるべきは、街のど真ん中にある普天間基地をキャンプ・シュワブのある辺野古に移転させることで、住民の危険を取り除くことです。

 次に重要なのが、普天間基地跡地の広大な土地を、沖縄の発展のために活かすことです。もちろん、活かし方は新知事が中心となってまとめるべきものですが、沖縄振興のための自民党の議員連盟「美ら島議員連盟」(細田博之会長)では、「沖縄高度先進最先端医療センター開設構想」が提案されております。普天間基地の跡地に「高度先進最先端医療センター」を設立し、世界トップの名医や最先端の医療機器を集約し、最高品質の医療を提供していこうというプランです。
 これが実現すれば、沖縄県民に最先端の医療が提供できるようになりますが、もちろん、そればかりではありません。日本全国はもちろんのこと、東南アジアの国々や、ロシア、中国、韓国などアジア太平洋地域諸国の方々も診療の対象とすることで、メディカルツーリズムの中核拠点とすることも考えられています。つまり、「最先端の医療を受けるには沖縄へ」ということが現実化すれば、日本国内のみならずアジア太平洋地域から、高度な医療を求めて患者や家族が沖縄を訪れるようになります。医療分野のみならず、観光をはじめとする沖縄経済の活性化も実現することでしょう。
 私はこの議連で、「箱物をつくるだけでなく、世界最先端の研究施設や製薬企業、医療機器メーカーの研究所が沖縄に集中させるための施策を考えていくべきだ」という意見を述べました。具体的には、個人情報の完全な匿名化と本人の同意を条件に、その医療情報を医療研究機関が使えるようにすればいいと、私は考えています。医療情報は研究機関にとって大きな魅力ですから、最先端の研究者や企業が沖縄に集まってくることでしょう。また、情報を提供した人に対しては医療費を完全無料にするなどの特例措置を取れば、世界の医学の進歩に貢献しつつ、手軽に世界最先端の医療を享受できるようになり、沖縄県民にとっても大きなメリットがあります。

 発想と手腕次第で、沖縄発展の未来図をいくらでも描くことができます。

 対立から協調へ、分裂から助けあいへ、過去志向から未来志向へ。対立ばかりが煽り立てられる結果となる闇の県政なのか、沖縄の太陽のように明るく前向きに沖縄の未来を切り拓く政治なのか。
沖縄県民の判断が問われる局面です。

八重山日報 8/22掲載 八重山日報 『沖縄問題「正しい理解を」 〝感謝の集い〟で3氏講演』
2018.08.27

【那覇】全国市長会の松浦正人前会長が代表世話人を務めた「ありがとう沖縄感謝の集い」が21日、那覇市内で開かれ、内閣官房・教育再生実行会議委員の八木秀次氏(麗澤大学教授)が基調講話し、参院議員の山田宏氏、衆院議員の杉田水脈氏が登壇した。八木氏は日本史の転換点に沖縄が深く関わっているとし「沖縄は日本の最前線だ」と指摘。山田氏は学校で教えられる日本史で琉球が外国扱いされ登場することを問題視。杉田氏は国連の人種差別撤廃委員会の対日審査の様子を紹介した。

 

八重山日報 8/5掲載 八重山日報 『「明治の日」制定願う』
2018.08.08

今国会でこれまで親しまれていた「体育の日」の名称が、2020年から「スポーツの日」に変更されることが決まりました。

 

 2020年といえば、東京五輪の年です。

今国会では、この年に限って「スポーツの日」をオリンピックの開会式である7月24日(金)に移すことも特措法で決められました。さらに「海の日」も五輪開会式前日の7月23日(木)に移ります。これで開会式の前後が土日を入れて4連休になることになりました。さらに閉会式である8月9日(日)の翌日10日(月)に「山の日」を移すことで、閉会式を挟んだ3日間も連休になることとなりました。

 

  東京五輪は特別の機会ですし、世界各国から選手や首脳たちも数多く来日されますので、警備や輸送交通も円滑化を図らなくてはなりません。また多くの日本国民も、オリンピックを会場で、あるいはテレビなどで、じっくりと楽しみたいはず。

その意味では、「国民の祝日」の日程をずらすことは、一つのうまいやり方だと思います。

 

 しかし、このような特別な場合を除いて、私は本来、軽々に「国民の祝日」の日程をずらすことは望ましくないと思います。

たとえば「体育の日」が毎年10月10日であれば、「1964年の東京五輪の開会式だった」とわかりますが、「10月の第2月曜日」では、だんだん何の日だったか、わからなくなってしまいます。

 

  世界の国々を見渡してみると、たいていの国の「祝日」は、革命記念日や偉人の記念日など、「歴史に根ざした」ものがほとんどです。

 実は日本の祝日も、皇室の行事に由来するものが数多くあります。

 1月1日の「元日」は、天皇陛下が早朝に日本国民のために祈る「四方拝」という祭祀が行なわれる日。

2月11日の「建国記念の日」は、神武天皇が紀元前660年に即位された日。

3月21日頃の「春分の日」はご先祖様をお祀りする日で、宮中では「春季皇霊祭」として、歴代の天皇や皇族を祀る祭祀が行なわれます。

4月29日の「昭和の日」は昭和天皇のお誕生日。

もともと「海の日」だった7月20日は、明治天皇が東北巡幸の帰路、汽船に乗船され海路で横浜港に御安着された日。

9月23日頃の「秋分の日」も、皇室の祖先を敬い感謝する「秋季皇霊祭」。

11月23日の「勤労感謝の日」は、天皇陛下が新穀米を神々にお供えし収穫の恵みに感謝する「新嘗祭」。

そして12月23日の「天皇誕生日」は、今上陛下の御誕生を祝う日です。

 

 しかし、このような由来は、現在の日本では忘れられがちです。

それは戦後、占領軍をはばかって、「祝日」の名前から皇室色を消し去ってしまったことが影響しています。

日本の歴史と文化を守っていこうとするとき、この経緯をしっかり踏まえていく必要があります。

 

   とりわけ、これから考えるべきは11月3日の「文化の日」です。

11月3日は、実はもともと明治天皇のお誕生日で、戦前は「明治節」といわれる祝日でした。

この日が「文化の日」になったのは、この日に日本国憲法が公布されたからだといわれます。

しかし、憲法記念日はこの日ではなく、日本国憲法が施行された5月3日となりましたので、宙に浮いた感が否めないと思います。

 

 今年4月に、自民党の国会議員を中心に、「明治の日」の制定をめざす議員連盟が、90名以上の賛同をもって発足しました。

今年は明治維新150年という節目でもあります。

日本が近代国家として大きく羽ばたいた明治という時代に思いをはせ、先人たちの努力に感謝するために、私はぜひ11月3日を「明治の日」とするべきだと考えます。

昭和天皇のお誕生日が「昭和の日」になったのですから、明治天皇のお誕生日が「明治の日」になるのは、何らおかしくありません。

 

  沖縄でも、明治天皇の銅像が波上宮にあります。

これは本土復帰の2年前、明治百年の1968年(昭和43年)に建立されたもので、明治天皇が揮毫(きごう)された「国家」という文字が台座部分に刻まれています。

沖縄の本土復帰を願う人々によってつくられたものであり、そのような歴史からしても、「明治の日」は沖縄にとっても大きな意味を持つ祝日になるのではないでしょうか。

 

  では「文化の日」はどうするか。

実は11月1日は現在、「古典の日」と法制化されています。

これは『紫式部日記』の寛弘5年(1008年)11月1日の記述に『源氏物語』にまつわるエピソードが描かれていることから制定されたもので、私はこの日こそ「文化の日」にふさわしいと考えます。

 

 「明治の日」制定は、多くの国民と与野党国会議員の賛同がなければ実現できません。

しかし歴史と伝統に則った本来の祝日の意義を取り戻すことが、国民全体の調和を高めていくことにつながり、住みやすい国づくりの一助になるのだと思います。

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