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救援第4弾~南相馬市
2011.04.06

 

昨日は、福島県南相馬市にボランティアの皆さん6名と救援物資を届けてきた。

 

実は南相馬市と杉並区は、杉並の少年野球チームが南相馬市で合宿をしたりしてきた長年の交流がきっかけで、私が杉並区長時代に同市と相互災害援助協定を結んだ経緯があり、今回の救援活動は、当時の南相馬市長であった渡辺一成前市長(上の写真)と連絡を取り合って、急きょ行うこととなったのだ。

 

南相馬市も、今回の東日本大震災と大津波によって大きな被害を受けた地域である。それだけでなく、同市は福島原子力発電所から30キロ圏内にあり、屋内待避勧告の対象地域に指定され、多くの住民が市外に避難しているため、7万5千人の人口が現在約2万人と推定されている。

 

渡辺前市長からの要望が、重機の燃料である軽油だけでなく、野菜(特に葉もの)とお茶の葉とあったのは、市外に避難できず、また市が配給する物資を取りにくることができない、在宅のお年寄り約300名のためのものだった。

 

 

救援物資を受け入れていただく社会福祉協議会のある原町保健センターに着くと、今日は住民への物資の配給日に当たっていて、多くの住民の方々が長い列で配給される水や食糧や日用品を受け取っていた。原発事故による「屋内待避勧告地区」のせいか、半数近くの方々はマスクをしていた(半数はしていなかった)が、街全体は寂しい感じはあるが平穏に見えた。

 

「是非、『南相馬は普通に生活している』と全国の人に伝えてほしい」と、市の担当の方。

「私たちは覚悟や悲壮感でここで生活しているわけではなく、今まで通り生活しているのです。『屋内待避」ですから多少気をつけてはいますが、普通の生活を送っています。ですから普通の被災地として見てほしいのです」

 

 

私もここに来るまでは、「原発30キロ圏内」ということで多少緊張したが、南相馬までの道も順調だったし、市内に入っても防護服を着た人などなく、まったく平穏な街の姿だった。

確かに20キロ圏内の入り口に当たる道路は通行止めになっていたが、30キロ圏内に入る道路は全く通常通りで、「原発30キロ圏内」というおどろおどろしいレッテルが大きく一人歩きして、ある種の風評被害を受けてしまっているのだ。

 

現に地元の新聞社の記者に聞くと、「大手のメディアは、南相馬に足を踏み入れようとしない。やっと昨日NHKが来た」と嘆いていた。新聞やテレビはもっと南相馬の真実の姿をきちっと報道すべきだと思う。そうすればおかしな風評被害を減らすことができるだろう。

 

南相馬も他の被災地と同じく、これからの継続的な食糧や日用品の救援が必要であり、私たちも是非「必要なものを、必要なだけ、必要な時期に、直接届ける」活動を継続していく。

 

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